2017-2024 (C)インテリアとしてののれん

布製作

和菓子店に相応しいのれんのデザイン作成の基礎

和菓子屋の店先に設置をして宣伝をするのれんの作成においては、
慎重にデザインを決めることは勿論大切なことです。

宣伝をするためには、派手目で目立つようにするということが
全国的に多い傾向にあり、実際に原色カラーや蛍光カラーなどを使ったのれんも少なくはありません。

デザインを最適なする前には素材選びも重要となり、
ナイロン製や樹脂製、ビニール製などを採用して
長持ちさせるのではなく、敢えて麻を選択することで
質感を最適化することができます。

麻の場合は江戸時代から使われていた時代的背景もあり、
和菓子を販売するお店にとっては最適な素材と考えることができます。

質感が自然素材になることから、洋風やモダンテイスト、
近代的といったイメージから脱却することができ、
同時に古き善き雰囲気を醸し出すことも可能になります。

多くの専門店で素材としては採用をしていることが多く、
インターネット上から発注できる専門店でも
取り扱いのある素材になることから、
素材選びで苦労してしまうこともありません。

 

後はデザインを最適化するだけなので、まずは素材とサイズを
事前にしっかりと計算した上で発注をする準備をすることが最善策ではないでしょうか。

のれんの素材選び

和菓子店のイメージを損なわない最適なデザイン

和菓子屋で麻を素材にしたのれんを作成するには、
インターネットから専門店を探せばインターネット通販と
同じようにオーダーすることができます。

素材やサイズを最適化した上で、デザインを決めるには
和菓子店のイメージを損なわない老舗感の演出を行うことも大切なことです。

逆の発想で、ナイロン素材で派手な色を使ってしまうと
お店の品格が下がってしまう可能性が高くなるので注意が必要です。

老舗感を演出するのれんの作成の事例の中には、
まずは色は深緑や濃紺、黒色が混じった落ち着き感のある赤色、
茶色系なども向いている傾向にあります。

現在ではアースカラーとして住宅の外壁に採用される
カラーがありますが、この範囲でも向いているのではないでしょうか。

デザインに関しては、手書き風のフォントを使って
それぞれの文字のサイズを敢えて変化を与えたり、
配置する位置も直線ではなく敢えてズレを生じさせることで
手作り感を出しながらも、老舗感の演出を上手く行うことができます。

パソコンからグラフィックソフトで簡単に作成できる範囲ですが、
もしも操作することができない場合、専門店側に
手書きのデータを送信することで完成させることも可能です。

のれんのデザインを自作